大工仕事
夕日に照らし上げられた美しい木肌。解体の準備のため障子や襖が取り払われて、和室の骨格が浮き上がってきました。和室の意匠は出来る限りそのまま残して、新設する壁や天井に取り合わせて見せていく予定です。図面では表現しきれない細部の残す箇所切断する位置を現場で確認し打ち合わせしていると、鴨居、敷居、柱、長押や回り縁、竿縁とそこにある部材がすべてつながって関係してくるディテールに手を入れるのが難しくて、あらためて緊張感が増してきます。「いい仕事してやがるぜ」と大工さんも気合い十分。(c)


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隠すか表すか
リフォーム工事の解体が始まりました。現況の詳しい図面が残っていない部分は、壁や天井を壊してみて現れて来た構造材を確かめながら、現場で大工さんと話し合いながら、進めたり、変更したり。45年前の大工さんと現代の大工さんの技が競い合う感覚です。今まで味わった事の無いライブ感。(c)

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